ONE OK ROCK・Taka、ライブ中に左足を骨折

「逃げない」—ツアー継続を誓うプロとしての覚悟

2025年8月31日、横浜・日産スタジアムで開催された「DETOX JAPAN TOUR 2025」2日目の公演で、ロックバンドONE OK ROCKのボーカル・Takaが左足小指の付け根を骨折した。公演直後の報告にもかかわらず、Takaは「ツアーを最後までやり切る」と強い決意を示している。

骨折の瞬間と現場での対応

事故はライブ終盤、楽曲「Delusion:All」の演奏中に発生。Takaがジャンプ後に右後方へ着地した瞬間、足に強い衝撃を受けた。本人は「ぐちゃっとした感触があった」と生配信で語り、演奏後は笑顔を見せながらもすぐに病院へ直行。

X線検査で骨折が判明し、現在はギプスで固定している状態だ。インスタグラムには「ポッキリ。。。」というコメントと共にレントゲン写真を投稿し、ファンに直接状況を伝えた。

医療的見解と今後の回復

足の小指の付け根(中足骨)の骨折は、一般的には2〜6週間程度の治療期間が必要とされる。負傷の程度によっては手術や長期のリハビリを伴う場合もある。

ただし、Takaは「歌うことには支障がない」としており、医師の管理下でステージに立つ意向を示している。

ツアー継続の決意とファンへの誠意

Takaはインスタライブで「人生初の公演中の骨折」と明かしつつ、「絶対にやります。逃げません」と力強く宣言。9月以降の札幌ドーム、大阪、福岡など全公演に出演する予定だ。

さらに「パフォーマンスが100%でないかもしれない」とし、納得できない観客には返金対応を行う姿勢を示した。

ファンと音楽仲間からのエール

SNSでは「痛みをこらえながら歌う姿に涙が出た」「プロの根性を見た」という声が殺到。宇多田ヒカルやRADWIMPSの野田洋次郎など音楽仲間からも激励が寄せられ、国内外で大きな反響を呼んでいる。

今後の課題と展望

アーティストのパフォーマンスを支える舞台安全対策の重要性が改めて浮き彫りになった。Takaは「無理のないステージングを模索する」と語り、照明・セットリスト・動線などの見直しが行われる見込みだ。

まとめ

  • 負傷部位:左足小指の付け根(中足骨)
  • 発生日時:2025年8月31日 日産スタジアム公演中
  • 治療見込み:2〜6週間(重症度により変動)
  • 今後のツアー:札幌・大阪・福岡公演も出演予定
  • ファン対応:返金にも対応する誠意ある姿勢

編集部より

Takaの「逃げない」という言葉は、単なる気合ではなく、バンドの歴史とファンへの感謝に裏打ちされたものだ。

ただし回復優先で、最高のパフォーマンスを長く届けるためにも安全な環境づくりが不可欠だろう。

コメント

タイトルとURLをコピーしました